事例紹介

技術力は業界最高クラス! ウォークスルー型顔認証で書店・介護施設の悩みを解決!

ここ数年で、指紋認証などの生体認証技術を使ったセキュリティーシステムを目にする機会が増えてきています。その中でも、顔認証は登録、認証する際の手軽さなど、セキュリティー対策に対応しやすいといった点などで注目されている技術です。

顔認証とは、カメラで撮影した顔の特徴を捉え、事前に登録した情報をもとに認証する技術のこと。さまざまな分野で顔認証技術が使われていますが、なかでもグローリーの顔認証技術は業界最高クラス。その技術によって、世の中の多くの課題を解決しています。

グローリーの顔認証技術でどのような課題を解決できるのでしょうか? その事例と顔認証技術の今後の展望について、ご紹介します。

業界最高クラスの技術がウォークスルー型顔認証を可能に

グローリーの顔認証システムのイメージ

グローリーの顔認証技術は、2003年の開発以来、スーパーや大型商業施設、病院、ホテルなど多くの業態で採用されています。

顔認証技術は、グローリーの他に国内でもいくつかの企業がサービスを提供しており、各社それぞれが独自の認証アルゴリズムを開発し、その精度でしのぎを削っています。

そんな状況下で業界最高クラスの技術を持つグローリーは、個人を識別する特徴のバリエーションを従来の約400種類から約3000種類に増やし、個人ごとの特徴を分析した上で“測定可能な特徴”である特微量を抽出する技術を2017年に開発。より高精度な認識が可能になったことで、ウォークスルー型顔認証が可能となりました。

カメラを意識せずに認証できるウォークスルー型顔認証とは?

ウォークスルー型顔認証とは、文字通り、歩きながらでも顔認証が可能なシステム。従来の顔認証システムは、カメラに顔を向けて認証する必要がありましたが、ウォークスルー型顔認証では、カメラを意識することのない自然な認証が可能です。これにより、角度や高さの問題で認証精度的にカメラの設置が困難だった場所でも、顔認証システムを導入できるようになりました。

グローリーのウォークスルー型顔認証に使われている技術について、さらに詳しく説明していきます。

ウォークスルー型顔認証の認証精度は従来比50倍!(当社比)

グローリーのウォークスルー型顔認証では、顔の向きの変化に対する認証精度を飛躍的に向上させる技術が使われています。

これは、個人を識別するために使用する特徴量のバリエーションを、従来の約400種類から約3000種類に増やす技術で、これによって従来の顔認証技術よりも認証精度を50倍に向上させることができました。

また、1枚の写真をもとに、上下左右斜めなど31方向からの顔を推定することも可能に。この推定から顔の情報を補正することで、検知した顔の向きだけでなく、眼鏡や髪型などの日常の変化にも強いシステムとなっています。

渋谷での万引防止プロジェクトにも導入

渋谷書店万引対策共同プロジェクトに採用されたグローリーの顔認証システムのイメージ

さまざまな分野でウォークスルー型顔認証技術が活用されていますが、最近では、特定の人物の来訪を検知することができる来訪者検知システムが、万引防止を目的として、商業施設などで導入される例が増えてきました。

東京・渋谷の3書店(啓文堂書店渋谷店、大盛堂書店、MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店)による「渋谷書店万引対策共同プロジェクト」でも、グローリーのシステムが導入されています。

この3書店は共同で事務局を作り、過去に万引きをした人物の画像を共有。この人物が再度来店した際に顔認証で検知し、万引きを未然に防ぐための声がけや注意喚起ができるようにしました。

このように、単一店舗だけでなく、エリア内での万引きを防ぐプロジェクトでも、グローリーの技術が使われているのです。

顔認証技術が解決する医療・介護分野の課題とは

介護老人保健施設「アルボース」のグローリー顔認証システム導入事例

商業施設だけでなく、医療・介護分野でもグローリーの顔認証技術が役立っています。100床のうち約半数が認知症患者という介護老人保健施設「アルボース」の事例を紹介しましょう。

身体拘束を廃止したことで患者の離設リスクが増加

同施設では、2001年から身体拘束を完全に廃止しました。患者の意思に反した身体拘束を行わないことで人間としての尊厳を守ることができる一方、施設側は、患者が施設から出ていってしまう(離設)リスクを抱えることになります。

たった30秒でも目を離すだけで患者がその場からいなくなってしまうことがあり、1人離設してしまうと、対応する職員が少なくとも1人必要となります。その結果、職員の残業が発生するといった課題も抱えることとなり、現場スタッフは患者が離設してしまった際にいち早く把握できるような仕組みを探していました。

顔認証システムで患者の離設を防止!

そこで導入したのが、グローリーの顔認証システム。ウォークスルー型顔認証のデモンストレーションでは、他社の顔認証システムよりも認証スピードが速く、しっかり認証できていたそうです。

離設しようとする患者を顔認証システムが検知し、施設の職員にアナウンス。素早く正確な患者の離設防止が実現し、導入後の離設はゼロになりました。登録もとても簡単で、カメラの方に少し顔を向けるだけなので、利用者の負担はありません。

一貫した社内体制でお客様の声をすばやく反映

一貫した開発体制でフィードバックをすぐ反映するイメージ

このように、業界最高クラスの技術力を発揮できる理由は、グローリーの体制にあります。

それは、エンジン開発、製品開発、販売、保守メンテナンスが、すべて社内で行える体制を持っていること。一貫した体制を整えることによって、製品についてのお客さまの声をスピーディーに反映させることができるのです。

その結果、グローリーの顔認証システムは「操作しやすい」「使いやすい」「マニュアルがなくてもある程度使用できる」といった評価が寄せられました。

生体認証を活用してグローリーが目指す未来

グローリーの販売企画統括部の越智康雄部長

グローリーでは2000年から顔認証システムの研究開発を開始し、2003年よりパッケージ販売をスタート。販売開始以降も、認証精度の向上や新たな技術開発を推し進め、2018年には顔画像から感情が読み取れる技術を開発しています。「今後は、ただ顔を認証するだけでなく表情の変化や体全体の行動検知などを深堀りしてしていきたい」と国内事業本部 販売企画統括部 生体・画像認識販売企画一部の部長である越智は語ります。

これに向けた取り組みの一つとして、順天堂大学が行う産学連携共同研究へ参画しています。これは、キリンホールディングス株式会社、三菱UFJリース株式会社、日本生命保険相互会社、三菱UFJ信託銀行株式会社も共同で行っており、高齢化に伴って発症するパーキンソン病や認知症などの神経変性・認知症疾患について研究するものです。グローリーの感情認識技術と日本IBMのAI(人工知能)・データ解析技術を活用し、顔の表情や話す言葉などから、疾患の早期発見や進行度合を診断できるシステムの構築を目指しています。

今後もグローリーは、多くの企業の課題解決の力になれるよう、業界トップクラスの照合精度を誇る顔認証技術を活用した製品の開発を進めていきます。

導入シェアトップ!業界をリードする顔認証技術を紹介!(VNNニュースチャンネル)